Sekiroは明らかに難しく、そう簡単にクリア出来るものではありません。
しかし非常に人気が高く、今でも多くの人がプレイしています。何故難しすぎるのに、ここまで人気があるのでしょうか?
本記事の内容
- このゲームって難しすぎない?楽しい要素は?
- 「弾き」と呼ばれる魅力的なシステムがある。
- 「弾き」を上手くすることで、一気に敵を倒す「忍殺」が出来る。
- 忍具も充実し、忍者プレイも楽しめる。
本作は、よく難しいといわれるダークソウル系統のゲームです。
これらは「心が折れる」「難しすぎてやめた」とネガティブなイメージが多いですよね?
しかし難しいだけではありません。独自の「弾き」という楽しさと爽快感があります。
この記事の結論は「難しいが、弾きの感覚が気持ち良くてやめられない」です。
では難易度の高さは?弾きとは何なのか?を解説していきます。
目次
戦闘中に生き返れるが、それでも難易度は高い!
ソウルライクシリーズのSEKIRO。本作も同様に難易度が高い設定になっています。
しかし今作は、戦闘中に殺されてもその場で生き返れます!(条件次第で1~3回)
その場で生き返れるなら簡単じゃない?とソウルライク初めての方なら思われるでしょう。
ですが、それでも難しいのです。
敵の攻撃力は高く、こちらは2~3発で死にます。また理不尽な奇襲もあります。
それらを死んでは学び、少しずつ試行錯誤しながら進み、自分の成長を実感しながら遊ぶのがソウルライクの醍醐味です。
難易度が高い分、ボスを倒した時やクリアした時の達成感はたまりません。
またクリア後の2週目をやると、敵が強くなっているのも関わらず、驚く程簡単になっていました。
これは自分自身が成長し、ゲームの理解度が深まったから起きる現象です。
この成長を実感出来る感覚が、私の楽しんでる要素の1つです。
弾きが楽しすぎる!刀の弾き合いの魅力!
さて本作はただ難しいだけでは無く、「弾き」という魅力的な要素があります。
この刀の弾き合いこそが最大の魅力であり、このゲームの最も面白い部分です。
敵の攻撃をタイミング良くガードする事で敵の体幹ゲージが溜まっていきます。
これを最大まで溜める事で、「忍殺」と一撃で敵を倒す事が出来ます。
敵の体力が多く残っているにも関わらず、上手く攻撃を弾き続ける事で、一瞬でボスすらも倒せます。
この刀での死闘感と爽快感の両方を味わえるのがSEKIROの魅力であり、最高に楽しい所です。
これぞ死闘!刀と刀と弾き合いに勝った後の一撃で倒す爽快感は最高!
自分の操作が上手くなればなるほど、簡単にボスを瞬殺する事が出来ます。
あれだけ何度も瞬殺されて苦労したボスが、またやってみると簡単に瞬殺出来る。
この自分の成長を実感出来た感覚が、このゲームは飛びぬけて気持ちいいですね。
・カン!カン!と弾き合う音が気持ちよく、タイミング良くガードする事から音ゲーと比喩される事もあります。
・ダークソウルで言うパリィですね。
一瞬で敵を倒す忍殺の爽快感
主人公は忍者なので、通常戦闘以外にもステルスプレイで忍殺する事が出来ます。
「ではステルスゲームなのか?」と思われるかもしれません。
残念ながらそこまで本格的では無いですが、MAPの進行方法次第では、敵をステルスで忍殺しながら進む事も出来ます。(基本的に戦闘メインのアクションゲームです。)
一部のボスもステルスから一撃で倒す事や、有利な状況から戦闘開始という事ができます。
この忍殺演出がクセになる。ドーン!という効果音の後に発動し、血が噴き出ます。
忍者故に忍具も充実、忍義手に仕込み、改造しろ
本作では忍義手という腕に、様々な忍具を仕込む事が出来ます。
道中で見つけた素材を元に、忍具を作成し、強化する事が出来るのです。
種類は多種多様。手裏剣は勿論の事、槍や斧、爆竹や仕込み傘等もあります。
- 「手裏剣で遠くから不意打ちか?」
- 「斧で無理矢理ぶった斬るか?」
- 「爆竹で驚かせて隙を作るか?」
多くの使用用途があるので、色々と試してみましょう。
忍具は、形代というアイテムを消費して使う事が出来ます。
形代は低価格で買える他にMAP上でも入手し易いですが、所持上限が決まっているのでリソースを管理しながら使って行きましょう。
忍者ですからね、戦闘中に手裏剣でも何でもバンバン使います!卑怯とは言うまいな・・・
使用回数はあるものの、忍者要素がタップリと詰まっているのが楽しいです。
中には攻撃を喰らったら「ドロン」と消えて、空中に現れるアレも使えます!
・他の忍者ゲーム。
クリアすると自分に自信がつく!
こういった難しいゲームをクリアする事で、意外と自分に自信がつきます。
「何をいってやがる」と思うかもしれませんが、難しい難しいと言われたSEKIRO。
これを努力してクリア出来たとなれば、「もしかして自分が頑張れば何事も出来るかもしれない」と思うようになります。
こうやって自己肯定感を付ける事は非常に重要です。
別にこのゲームでなくても構いません、難しい事をクリアする事で、「別の事でもいけるかもしれない」と思えるようになります。
自己肯定感は様々な事で役に立つので、挑戦してみてはいかがでしょうか。
「苦手だな」と思っていても「やってみたら意外と出来ちゃった」みたいな事はあります。
最後に
本作の最も楽しい要素は弾きであり、その爽快感にあります。
この爽快感は敵をガンガンと倒して得られるものではなく、ギリギリの死闘をした最後に得られるものです。
こういった難しい要素やギリギリの戦いが楽しさであり、お手軽に楽しめるものではありません。
ゲームはお手軽に楽しみたいという方は買わない方が良いでしょう。
しかし難しい事をした先に、自分自身の成長を感じる事が出来る人。
アクションゲームがしたい人には、オススメ出来る作品です。
他にも和風ソウルライクとして仁王2も良かったです。