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続、地下鉄で暮らす人々、荒廃した世界「Metro Lastlight Redux」レビュー

2019年9月29日

シングルFPS

地下鉄で暮らすポストアポカリプス物、Metro2033の続編、完全に話しが繋がっているので、できれば前作からやっておいた方が分かりやすい。

PS4版はセットで売っているが、Steam版は別々。

前作から1年後のアルチョムの物語

前作のラストで遂にダークワン達からメトロの平和を手に入れる。

しかしあの後アルチョムはダークワンの悪夢をよく見るようになった。

そんな悩みの中、ダークワンの生き残りをを見つけた事をカーンから聞く事から始り、カーンはダークワンと対話できないか?と提案してくる。

(前作ノーマルエンドの続編)

前作同様サバイバルFPS、物資をやり繰りして生き抜け

この辺はMetro2033とほぼ変わりない、というか一緒。

前作同様ほぼストーリーに沿った一本道のサバイバルシングルFPS。

相変わらず地下鉄内の物資は少なく、危険が多い。

手に入れた弾薬・救急パック・ガスマスクフィルター等、上手くやり繰りして進めていこう。

・といっても相当撃ちまくらない限り無くなる事はない。

グラが良くなり武器・ボス戦等も追加

2033に比べて少しグラフィック周りが強化され、さらに武器・敵・ボス戦等も追加されており、前作に比べてゲーム性の強化がされている

また荒廃した地上に出る場面が増え、舞台は地下鉄内以外の荒廃した建物の探索も出来るようになっている。

metrolastlight 地上 redux

・相変わらずの荒廃した世界、ガスマスクで廃墟探索はなにかクルものがある。

アイテム探索だけではなく、死体1つ1つに様々な死に方があり、「ああ、こうやって子供をかばって亡くなったんだなぁ」等とよく見ると色々と気付き考えさせられるものもあるので、ゲームだけではなく雰囲気も楽しめるのが良ポイント。

人間相手にはステルス、モンスターには撃ちまくれ

前作同様、様々な派閥の人間・そしてモンスター達との闘いになるが、人間相手は基本的にステルスで戦う事推奨のゲーム設計になっている。

・ナチスや共産主義の基地なんかで戦う時は、見つかったら高確率でハチの巣になるので、隠れながらしながら上手くやり過ごしてしまう方がいい

ステルスは基本的に暗闇に入っていればバレにくく、また進行方向にはうまい具合に暗闇があるので、そこを通っていけばバレずに攻略できる。

下手に殺すとバレるので、進行方向の邪魔な奴だけ倒す事。

・モンスター系は基本的にドンパチ、個人的にはショットガンが重宝して良く使っている。

特にシャンブラーというリボルバー構造になっている奴がお気に入り。

metrolastlight ショットガン

REDUX版はDLCが全て入っている

Metro2033にもDLCは全部入っていたが殆ど種類が無かった、しかしLastLightは多くのDLCが入っている。

といっても外伝ショートストーリーが殆どで、本編アルチョム以外では他の人達がなにをしていたかが描かれる。

アンナ・カーン・パヴェル・帝国重装歩兵、その他諸々、様々なキャラ達のショートストーリーが楽しめる。

ただ少し開始場所が分かりにくく、ロード→新しいチャプターで選ぶ事ができるのでクリアした後も色々と楽しむ事ができる。

・正直ホントに分かり難くて、暫く気付かなかったな。

最後に

プレイするなら前作Metro2033からするのがオススメ、また前作が楽しめたのなら今作も変わらず楽しめる事が出来ます。

相変わらず雰囲気重視のゲームなので、世界観がハマれば何週もプレイする事ができてしまい、この荒廃した雰囲気がたまらない!というポストアポカリプス好きなら是非やってみましょう

逆に世界観が気に要らないと、リプレイ性は無く至って普通のシングルFPSに感じるでしょう。

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