STEAM レビュー ローグライク

「Slay the Spire」リプレイ性の高いカード型RPGの感想・レビュー

2019年9月17日

シングル専用、ローグライクカードバトルRPG、ランキング対応。

ローグライクといえば不思議のダンジョンシリーズを思い出す。

あの何度のプレイする度に新しい展開・その場のアイテムのやり繰りし、死んだら最初から。

そんなシステムにカードゲーム要素を足し、さらにその場のやり繰りを考える必要が出てきた作品。

繰り返し遊ぶローグライクカードバトル

カードゲームとローグライクを合わせた、新しい発想のゲーム。

カードの入手はランダムで、その入手したカードでデッキを構築し、戦略を考えてダンジョンをクリアするのが目的。

毎回違うデッキになる為、リプレイ要素が高く何度もやってしまう不思議な魅力があり、ローグライク好きにはオススメできる作品。

slaythespire

手に入ったカードでコンボを決めた場合の爽快感は素晴らしく、自分の頭を使ったプレイングが楽しいです。

また上手くコンボが入れば、強敵が一瞬で粉々にできたりするのでカード同士の組み合わせを考えるのも楽しみの1つです。

ジョブは3つ、其々違ったカードが出現

ファイター型アイアンクラッド

slaythespire アンアンクラッド

所謂、脳筋タイプで最も扱い易く、初心者にもオススメ。

戦闘終了事にHP回復し、最大HPも高いので休憩時の回復量を高いので多少の無茶が効くのも良いポイント。

兎に角パワーだ筋力を上げて殴れ!リフレックスや悪魔化等、筋力を上げて一気に大ダメージを与える戦法が強い。

中盤~後半あたりは敵の耐久力が高いので、如何に高火力で素早く戦闘を終わらすかに掛かっている。

アサシン型のサイレント

slaythespire サイレント

ローグタイプ、ナイフによる手数での攻めや毒によるDOTダメージ等が強い

特に毒は増やせば増やす程、1ターンの威力が増えるので強力。

また最初の手札が多い為、序盤の戦略が立てやすい。

しかし最大HPが最も低い為、休憩所での回復量も低いのでHP残量には注意した立ち回りが必要になってくる。

あまり無茶な戦いをすると、どんどんキツクなってくる。

マジシャン型のディフェクト

slaythespire デフェクト

魔法使いタイプのロボット、魔法の他にロボ特有のビーム等の技もある。

魔法をオーブという状態で溜める事ができ、毎ターン事に自動発動させる事ができる。

属性によって効果が違い、カードによって発動させる事もできる。

コンボがかなり扱いづらく、上級者向けのキャラ。

 

どのキャラも違うカードが出てきて、一回のプレイで入手カードによってビルド構成にも違いが出てくる。

slaythespire デッキ

最初はアイアンクラッドしか選べないが、直に全部選べるようになる。

またバージョンアップでもう1ジョブ追加予定。(無料)

塔を探索し、カードやアイテムを集めてクリアせよ

slaythespire マップ

入る度に変わるダンジョンを探索し、カードやアイテムを入手し強化するというRPG的な要素もある。

道中様々なイベントもあり、判断力が試される時もある。

またアイテムには強力な効果や呪いというマイナスな効果もあるが、呪いもカード構成では武器になる。(カードも削除も可能)

難易度は高いがやり応えがある

正直いって難易度は高く、さらにクリアには運も必要。

しかし何度もやっていく内に、自然とカードの取捨選択の判断ができるようになり、ある程度安定した進行が出来るようになってくる。

試行錯誤するのが前提になっているので、ハマる人にはハマる作り。

最後に

最初はわけも分からず、またゲーム中の動きも少ない為、面白くないと感じてしまうかもしれません。

しかし何度もやっていく内に、カードの効果や敵の行動が分かるようになり段々と楽しくなってくるスルメゲームと感じるようになるでしょう。

何度も繰り返し死んでやり直す高難易度ゲームなので、簡単なゲームを求めている方にはオススメできません。

個人的にかなり面白いゲームなのですが、パッと見が地味で画像・動画では面白さが伝わり難いのが悲しい所。

自分で考え、頭を使ってクリアしたいという方・何度も死ぬ事に抵抗の無い方にはオススメできるゲームです。

日本語対応、MOD対応(PCのみ)

STEAM版以外にもPS4・Switch版も出る。

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