アクション アサシンクリードシリーズ オープンワールド レビュー

独立戦争時代のアメリカを描くオープンワールド「アサシンクリードⅢリマスター」レビュー・感想

2020年7月31日

オープンワールド、シングル専用

過去に出たアサシンクリードⅢ(DLC込み)とvitaに出たレディリバティのリマスター詰め合わせパック。

舞台は独立戦争時代のアメリカ

1770年代のイギリスの植民地からアメリカの独立をかけた戦いをしようとしてる中での出来事。

ジョージ・ワシントン等の独立戦争で活躍した歴史的人物も登場する。

主人公はコナー、白人と先住民族の混血だが、村をテンプル騎士団に焼かれアサシンとしての修行を始める。

アサシンクリードⅢ 戦闘

内容はアメリカの探索、狩り、暗殺、海戦、宝探し等

古きアサシンクリードであり、やはりオープンワールドでの作りは素晴らしく、そして広い。

街並みも大きく作られているが、この時代のアメリカだと入植してからあまり年月が経ってないせいか、物凄く高い建物や歴史的な大きな建造物はあまり多くない。

その為、ボストンやニューヨーク等の街並みは綺麗で人手は多いものの、なんかこうシンプルな印象は受ける。

また開拓途中だからか広大な自然があり、狩りや宝探しができるのも魅力の1つ。

アサシンクリードⅢ マップ 自然

・勿論、いつも通りの暗殺ミッションや地域制圧に、アサシンクリード御馴染みの海戦システムもある。

海戦

アサシンクリードⅢリマスター 海戦

自分の船で大海原に出て、探索、海戦を行う。

海戦システムはⅢが初登場で、これの人気が出て4やローグに繋がっていく元祖のシステム。(オリジンズやオデッセイにもあり)

元祖だからか、多少荒い部分もあるが十分楽しめる内容になっている。

・海戦システムは4で大幅なパワーアップを遂げています。

海賊・海戦をしゃぶりつくしたいのなら4で!

宝探し

マップの至る所に宝があり、それらを船入手後に船着き場のおじいさまに渡すとキッド船長の宝の地図をくれる。

地図毎に海洋ミッションが追加され、新たな宝探しストーリーが増えるが、結構凝ってて面白いのでオススメ。

ついでに儲かる。

狩り

罠を仕掛けたり餌を撒いたりして様々な動物の狩りを行う事が出来る。

これで金を稼いだり出来るし狩猟チャレンジ等もあるので、気が向いた時にやってみると良い。

動きがメチャクチャ格好いい!戦闘システム

アサシンクリード自体、いつもモーションが恰好良いのだが今回も非常に良く出来ている。

今作の主人公コナーは多種多様な武器を扱う事ができ、原住民のトマホークから、剣・銃・鈍器・弓・ロープダートと様々な武器を扱いそれらに美しいモーションが付いてるので、相変わらずついつい突っ込んで戦って見てるのが楽しい

・ただバランス自体は相変わらずカウンターと煙幕がクソ強であり、これをしていれば弱い敵に負ける事はない。

カウンター後に銃・弓・ロープダートを使う事で専用モーションも発動する。

2人同時攻撃をカウンターする事で専用もダブルキルモーションも見れる。

戦闘自体は難しくなく、動きが恰好良いので何度も見る為に戦ってしまう。

アサシンクリードⅢリマスター コナー 格闘

格闘も鮮やかで、気合いの入った蹴りを出してくれるコナー。

主人公が出るまでが遅く、コンテンツ解放まで時間がかかる

アサシンクリードⅢリマスター コナー ヘイザム

今作主人公コナーだが、最初の主人公はヘイザム・ケンウェイであり暫くはヘイザムで進む事でになる。

そこからヘイザム編が終わり、現代編、コナー誕生までやるのでコナーが出るまで結構時間がかかる。

さらに誕生から成長・修行期間を描かれるのでストーリー上、非常に必要な描写なのでしょうがないのだが、色々なコンテンツが解放されるまでに時間がかかるのがめんどくさい所。

・ヘイザムはコナーと違うモーションがあり、これも恰好良い動きをしてくれる。

DLCワシントンの圧政

完全に独立したワールドで、しかもコナーがパラレルワールドに迷い込んだ世界。

簡単に言うとジョージワシントンが王となり、民や原住民を苦しめているのでコナーが立ち向かう。

といってもこの世界はコナーではなくラドンハゲードンとして生きる世界なので、アサシンローブではなくモホーク族の服で戦う事になる。

アサシンクリードⅢ DLC  ワシントンの圧政

・このDLCでは体力を消費してステルス迷彩をまとったり、狼の霊を呼び出したりとあまり無い事が出来るのが良い。

しかし世界戦が違うのでアサシン要素が薄いのが残念な所でした。

最後に

リマスター版であり、グラフィック周りの強化のみかと思いきや、武器チェンジがシームレスになっていたり、口笛があったりと少し改善されているのも良い。

主人公が出てくるのが遅かったり、現代編がこれだけでは分かり難くかったりと3は問題点が多めだが、この綺麗なオープンワールドや恰好良く美しいモーションは相変わらずのものなので十分楽しめました。

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