ここではリトルナイトメアのレビュー・評価(軽いネタバレ有り)を載せています。
プレイ時間は6時間(DLC込み)、本編のみだったら4時間ぐらいです。
リトルナイトメアってどんなゲーム?
- 不気味だけど美しい、独特の世界観。
- セリフも文字も無く、流血も無いホラーアクション。
- 不思議な世界の雰囲気、考察を楽しむ作品です。
この記事の結論は「独特の雰囲気を楽しむホラーゲーム」です。
ではどのような雰囲気なのか?どんなゲームなのか、ご説明いたします。
目次
不気味だけど独特な世界
この世界は不気味で、文字やセリフもありません。
ただ無言で先に進むだけのゲームです。
それじゃあ古いタイプのアクションゲームじゃないか?と思いますよね。
しかしこの世界の様々なオブジェクトや住人が、不思議と興味を引きます。
謎の船舶、捕まった子供達、主人公よりも遥かに大きい人間や家具、恐ろしい機械。
いったいこの世界は何なのか?あいつらは何をやっているのか?
不気味ながらも、不思議な世界についつい興味が湧いてしまいます。
![](https://www.toshigame.site/wp-content/uploads/2022/04/littlenaightmare-1024x576.jpg)
悪夢の様な世界だけど、何故か引き込まれます。
個人的にこういう世界は好きです。
非日常的で、様々なオブジェクトを見ながら想像・考察をして世界を楽しむ事が出来ます。
流血もグロも無い、ホラーアクション
ゲームシステム自体は、非常にシンプルです。
移動、ジャンプ、物を掴む等、謎解きをしながらこの世界から脱出しましょう。
時には敵から隠れ、逃げる事もあります。
上手く相手の目を盗み、ステルスプレイをするのも重要な要素です。
![](https://www.toshigame.site/wp-content/uploads/2022/04/littlenaightmare-enemy-1024x576.jpg)
このゲームは不気味なホラー要素が殆どで、流血やグロ要素がありません。
そしてドッキリ要素も無いので、苦手な方も安心です。
怖い要素はありますが、ボリュームも多くなく、ゲーム自体はそこまで難しくありません。
ホラー入門作としても、オススメ出来るゲームです。
操作はシンプルで、謎解きとアクションがメインです。
誰でも簡単に操作できますが、奥行きの間隔を掴みにくい所があり、少しストレスを感じる所もあります。
考察する系、世界観を楽しむ系はつまらないって?
私も昔はそうでしたが、世界観を感じたり、考察する系は苦手でした。
そんな事より、バカバカ銃を乱射したり剣を振り回す方が100倍楽しいと思っていました。
しかし経験を積む事で、見える世界は変わってきます。
「物語がよくわからない」「世界観も意味がよくわからない」考え方自体がわからない。
そう思ってたりしませんか?
物語や世界観がよくわからない場合は、他人の考察動画や記事を読んでみてください。
様々な考え方や受け取り方があり、「ああ、こういう考え方があるんだ」と新しい気付きや刺激があります。
そんな事を繰り返している内に、自然と自分の読解力が上がっていきます。
![リトルナイトメア 世界観](https://www.toshigame.site/wp-content/uploads/2022/05/littlenaightmare-sekaikan-1024x576.jpg)
世界観考察系の入門作としても面白いです。
自分でいくら考えても全然分からない、という場合はよくあります。
そもそも正解が無いので、妄想でいいのです。
そして多くの考え方をインプットしてみましょう、視野が広がり、ゲームだけではなく、様々な事柄にも応用できます。
魅力的な主人公シックス(ネタバレ有り)
文字やセリフが無く、抽象的な表現でストーリーを感じる作品です。
事前情報が無いと、主人公の名前すらわかりません。
主人公の名前は「シックス」、謎の船舶「モウ」から脱出しようと試みる少女です。
シックスは一見レインコートを着た可愛い少女ですが、物語が進むにつれて、少しずつ異様な部分が見えてきます。
例えばステージが進む最中、唐突にお腹が減ります。
しかしシックスは食べ物を持っている訳では無いので、その場で食べ物を探し出します。
最初はパンを食べるのですが、徐々にソーセージ、腐肉、と変化していきます。
そして最終的には、生きている肉を・・・という事になります。
可愛い見た目や仕草ですが、不気味に変化していく様がわかり、ホラーゲームとしての魅力を感じます。
ゲーム中に明確な答えはありません、想像しながら世界やシックスに対して考察してみましょう。
こういった世界観を想像し、考えるゲームプレイは、非常に楽しいです。
最後に
独特の雰囲気が味わえるホラーゲームです。
ボリュームは3~4時間程度、値段も2400円前後と安く、セールならDLC込み1000円以下で買えます。
かなりお手軽にプレイ出来、プレイ動画も多く上がっているので、見た事がある人も多いのではないでしょうか。
しかし実際プレイするのと、見るのとでは大違いです。
この魅力的な世界観や恐怖を、自分で味わってみてください。
他にも世界観が面白いゲームとして、零やFFオリジンも好きです。